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第4回 BUTTEN
議事録 日時:2008年12月19日(金)12:30~14:00 場所:上智大学図書館グループ学習室 ▽金剛般若経感想 ・基本的に「あ~なるほど」とは思ったが、特に感動はなかった。(積田) ・古代と中世の一番いい所を抜粋してる。(石谷) →「感覚する」ことに重点 ⇔ 西洋は「理解する」に重点 →「なんとなくわかる」とか「わかるひとにはわかる」 ↑言葉で記述できるのでは? ・「どゆこと?」ってのが多かった。(積田) →「身体であり、身体でなく、身体でないでもない。それが身体である。」 ⇒つまり、「身体」 ・善性への流れ:西洋と東洋の比較(石谷) ![]() →善性へ向かっていく。 ⇒仏教は、縦の太い矢印のみ? ↑自由意志なんてあるのか?(積田) →自由意志=如来?(石谷) ・無意識的な認識としての「善」(石谷) →「建物」などは、「良心」の積み重ね ⇒「我」が希薄だからこその日本文化、日本の急成長? ・はたして、人間は善性に向かうのか?(積田) →ロゴス支配のせいなのではないか。 ⇒では、「狂気」とは、何なのか。 ・「人を殺す=善」と考える人もいるのではないか。 ・善性絶対主義的な「大きな物語」は現代で通用するのか?(宮崎) ![]() →量子の流れにおいて、ほとんどが右上に行くから、全体が右上に動く。 ⇒一見、全部が右上に行っているようで、実は一部は他の方向へ向かう。 ⇒この量子の動きがニューロン内で起こり、ニューロン自身にも起こり、人間にも起こり、社会全体にも起こる。 =つまり、社会全体でも一部の人間は他の方向へと向かう。 ⇒太い矢印が「大きな物語」(リオタール) ⇒他を向いてる矢印が「小さな物語」 ⇒この「小さな物語」を扱う必要があるのでは? ex) 働きバチの2割は働かない。その2割を除いても必ず、働かないハチが2割発生する。この2割は「小さな物語」なのではないか。 ・仏教における価値基準、区別化。(石谷) →尊敬すべき人間とすべきでない人間など →その基準はどうなっているのか? ・仏教は「否定」で規定する。(宮崎) →日本:電車に乗るとき「指をはさまないように」 英語:「Watch your fingers」 ⇒日本語では、「~しないように」と規定するので、その他の行動は可能。 英語では「~しなさい」と規定するので、その他の行動は不可能。 ・言語ってそもそも「○○でない」で規定するものではないか。(宮崎) →「BOOK」という単語を学ぶときに、「本」と暗記するだけでなく、 こういう場合は使えない、もしくは使わない、という風に規定していって、おおよその概念を把握する。 ⇒これって仏教と同じなのではないか。 ・三角関数のグラフは仏教的?(宮崎) ![]() ⇒三角関数のグラフ:単位円とsinカーブは、バネを縦から見るか、横から見るかの違い。 縦:円しか見えない、横:曲線を描いて先に進む ⇒つまり、中は「空」だけど、グルグルも回るし、先にも進む。 ⇒ビジュアルで、何かを悟る助けにしよう! ・ソクラテス教はなぜ生まれなかったか?(石谷) ⇒ヨーロッパが世界を支配したから、西洋の「科学」が正当化されただけで、 ソクラテス教=科学宗教? ・形而上学は宗教なのか?(積田) ![]() ・西洋:「実存は絶対に存在する」からスタートする ⇔仏教思想は、実存を認めない ・宗教上、金持ちはなんで嫌われるのか? ⇒儲かることは、他者から奪うことだから? ▽これから ・お経の読解をガッツリ ・各自の研究テーマのプレゼン ⇒二つを両輪にする。 ▽映画鑑賞会 森達也の『A』を見よう! ▽来年 来年のことは来年決めよう! よいお年を☆ テストが連続して、更新が遅れました>< すいません。。。 以下、議事録です。 +++ 第3回 BUTTEN 議事録 日時:2008年12月5日(金)12:30~14:00 場所:上智大学図書館グループ学習室 ▼金剛般若経感想 ・よく出てくる論法がある(原田) →「AはAでない、ゆえにAである。」 →これが空?? ・言葉で表現した瞬間、真実でなくなる。 ・「あり」の論理的構造(石上) ①「SはPである。」→SはP→様態 essential ②「Sがある。」→there is S →存在 existentie (1)時間空間的規定:自然的認識 (2)時間空間の超越:普遍的概念 (『龍樹』中村元著、pp.66より) ・読んでいたら悟りそう(宮崎) →「○○でない」という表現を連続で聞くことで、なんらかの理解が誘発されそう。 ・言葉、観念をちゃんと知る必要がある。(宮崎) →五蘊、三法印など。 ・原文の大切さ。(宮崎) →「音声やかおり味や触れられるものや、心の対象・・・」(金剛般若経pp.70) →この原文は、五蘊などではないか? →日本語によって、意味が陳腐化する。 ・これは、お経なわけだから、読みやすいというのが率直な感想。(宮崎) ・「考えるな、私をもつな、観念をもつな」は難しい。(石上) ・理論的考察を進めていくべき。(石上) ・感動した箇所(宮崎) 「衆生という名のもとに包摂される生きとし生けるもの―(中略)意識あるものにせよ、意識ないものにせよ、意識があるのでもなくまたないのでもないものにせよ」(金剛般若経pp.70)→これは最も仏教らしい。 →これを「テトラ・レンマ」という。(積田) ①有ではない ②無ではない ③有であって無である ④有でなく無でもない ⇒これらすべての否定。 ・否定の否定は肯定ではない。(原田) ・否定とはじゃあ、何だ。(石上) ・もはや哲学はない。(積田) →ニーチェ以降、哲学はない。 ・哲学の在り方(石上) ・語り得ぬもの:仏教が扱う ・語りうるもの:哲学(分析哲学) ・パラドックスの扱い方(積田) ・言語学への興味(石上) ▼12月12日(金) 再び『世界の名著 2 大乗仏典』の「金剛般若経」をすべて読んできてください。 読んでない方は特に!!! また、このお経を探りましょう。 こんばんは、ブログ初投稿の石上です。
ただいま参考文献の『龍樹』をせっせか読んでいます。その中から個人的に気になった文章をあげときます。仏教に留まらず、西洋哲学の理解の助けにもなると思います。 「有り」の論理的構造 文献に当たってもらえばよく分かると思うのですが、ここで何が大事かというと、 仏教の大きな対立(大乗VS上座部)は、普遍的な概念の有無を問題にしているということです。 上座部の方は「法」を形而上的な普遍なものと見なし「説一切有部」を説きますが、一方大乗の方は、その「法」ですら移り変わりゆく「空」なるものと捉えるところにその特徴があります。 *** なんて感じに書いてあったと思うので、ちょこっとメモ程度に載せてみました。間違いとかあったら指摘よろしくです。 せっかくしんやがブログを立ち上げてくれたので利用しないともったいないです。そんなわけで今後気になったところをあげていきたいと思います。 では 『禅 ZEN』
製作:2008年 日本 監督:高橋伴明 出演:中村勘太郎、内田有紀、藤原竜也、村上淳、哀川翔 公開:2009年1月10日 750年前の乱世の鎌倉時代。 困窮する人々や戦で滅ぼされた怨霊におびえる 時の権力者の苦悩を、自らも一つになって受け止めていった孤高の人、道元禅師。 既成仏教に疑問を抱き、大宋国にわたって正師と真実の教えに巡り合った道元は、 日本に戻り、様々な出会いと別れの中で、時の権力に心の太刀で立ち向かい、 万人を救済する真の教えを説いていく…。 道元禅師の清冽な生涯を通して描く感動の歴史ロマン。 原作は、大谷哲夫の「永平の風 道元の生涯」。 http://www.zen.sh/ ![]() ![]() という映画が公開されるようです! かなり有名どころを起用した作品のようです。 やっぱ仏教の時代が来ているのかな? 住職さんのブログなどでは、かなり喜ばれているようです。 ぜひ、観に行きましょう♪♪ recommended by miya # by daijou_butten | 2008-11-30 18:51
前回の読書会で出てきた本です。 仏教を学ぶためにも宗教学へと進むのも大切かもですね。 橋爪さん関連での良書はコチラ。 仏教は関係ないですが。 ちなみに、彼の研究室のHPはコチラ。 また、般若心経の内容を簡単に理解するには、 これがオススメ。 かなり簡単に書かれているので、 ざぁーっと読んで、 般若心経を暗礁する助けにしましょう。 先日の投稿のリンクで扱われていた本です。 こんな本を読めたらいいよね。 一応、このブログの副題に引用させていただいているので、 紹介しておきます。 言わずもがなの名著?です。 彼の言葉の音楽に触れましょう♪ 現在の日本の宗教を知るには、コチラ。 以前買っていたんだけど、未読です・・・。 ちょっと前にかなり売れた本ですよ。 と思ったら、島田裕巳でした!! 知らなかった。。。 彼の有名作?がコチラ。 というわけで、中沢新一批判で有名です。 これもまた面白そうです。 さらにちなみに、 彼のオフィシャルブログはコチラです。 次は、個人的に好きな内田樹の本です。 ラカン、甲野善紀、月光仮面、マタイ伝、ヒューム、レヴィナスなどを 援用しているようで、読み応えありそうです。 そして、仏教と言えばこの人! 脱構築と仏教を「編集」するのであれば、 彼の仏教論は必読でしょう。 物理学とインド哲学、定常宇宙論と空海の密教、 生物学と神秘学、現代美術とタオイズム… 専門性・分業性の閉塞状況を破る全自然学論考らしいです。 脱線しましたが、 これからもどんどん仏教関連の本を紹介していきます!! 個人的な趣味の偏りが出てきてしまうので、 皆さんも紹介よろしく☆ お楽しみに♪ written by miya
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